留萌市議会 > 2020-09-25 >
令和 2年  9月 第1常任委員会−09月25日-01号

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  1. 留萌市議会 2020-09-25
    令和 2年  9月 第1常任委員会−09月25日-01号


    取得元: 留萌市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-11
    令和 2年  9月 第1常任委員会−09月25日-01号令和 2年  9月 第1常任委員会 ───────────────────────────────────           令和2年第14回第1常任委員会           留萌市議会会議録           令和2年9月25日(金曜日)           第1委員会室           開会  9時55分           閉会 10時40分           途中休憩   3分 ─────────────────────────────────── 1 所管事務調査  (1)総務部  [情報提供事項]   1 特別定額給付金の支給結果   2 令和2年度留萌市功労等表彰式の実施  (2)地域振興部  [情報提供事項]   1 留萌市公共施設整備検討会議の設置   2 令和2年度町内会長会議の開催
      3 令和2年度「ふるさと会」の開催中止   4 留萌PUSHプロジェクトの実施結果(第6弾)   5 留萌地区4JAの合併   6 令和元年版「留萌市の水産業」   7 政府輸入米による留萌港の活用   8 三泊地区における風力発電事業計画  (3)都市環境部  [情報提供事項]   1 秋の「留萌の街をきれいにする週間」   2 クールチョイス関連事業の開催結果 2 その他 ─────────────────────────────────── ●出席委員(6名)   横田美樹君   珍田亮子君   戸水美保子君   笠原昌史君   村山ゆかり君   野崎良夫君 ─────────────────────────────────── ●欠席委員(1名)   米倉靖夫君 ─────────────────────────────────── ●委員外議員 議長 小野敏雄君 ─────────────────────────────────── ●説明員   総務部長         高橋一浩君   地域振興部長       向井智仁君   都市環境部長       大和俊賢君   総務課長         柴谷理意君   政策調整課長       海野 聡君   農林水産課長       榎 昭博君   経済港湾課長       吉田博幸君   経済港湾課主幹      湯浅俊之君   環境保全課長       塚本 健君 ─────────────────────────────────── ●議会事務局職員   事務局長         近藤 豊君   事務局次長        杉山啓之君   主任           川崎裕子君 ───────────────────────────────────   午前9時55分開会 △開会・開議宣告委員長村山ゆかり君) 本日の出席委員米倉委員より欠席の届出が出されておりますので、今のところ6名であります。  よって、定足数に達しておりますので、これより令和2年第14回第1常任委員会を開会いたします。  なお、小沼議員より傍聴の届出がありましたので、許可しております。  本日の調査案件所管事務調査であります。  総務部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長高橋一浩君) 本日の総務部所管事務は、情報提供事項2件でございます。担当課長より御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長村山ゆかり君) それでは、情報提供事項1及び情報提供事項2の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長柴谷理意君) 情報提供事項1、特別定額給付金の支給結果につきまして、資料1により御説明申し上げます。  特別定額給付金につきましては、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策といたしまして、簡素な仕組みで迅速かつ的確、緊急に家計への支援を行うことを目的としまして、国民1人当たり10万円の一律給付を行うこととしたものであり、市町村が支給事務を行ったものでございます。  申請受付期間につきましては、国から3か月間と定められておりましたことから、留萌市におきましては5月12日から8月11日までの3か月間を受付期間とし、対象世帯数につきましては基準日となる4月27日現在、当初1万1,387世帯に対し、遡及転入または外国人登録滞在期間の延長等による増減により、最終実績として1万1,389世帯が対象となったところでございます。  次に、これら対象世帯における支給結果についてでございますが、世帯数における支給率につきましては99.8%となっており、対象世帯数1万1,389世帯のうち1万1,365世帯が申請をされ、未申請世帯につきましては24世帯、給付金額における支給率にいたしますと99.9%となってございます。  未申請世帯24世帯の事由についてでございますが、辞退として申請書の提出をされた世帯が8世帯、居所不明として郵便物等が届かず居住実態のない世帯が5世帯、意思表示がなく不明が11世帯、合計24世帯となってございます。  次に資料2ページにつきましては、申請期間中における未申請世帯への勧奨の取組についてでございますが、電話による勧奨につきましては、電話帳等により連絡先の確認が取れた27世帯に対して実施をいたしました。また、文書による勧奨につきましては、対象世帯への文書勧奨を3回にわたり行い、また対象者が勤務されていると考えられる主な事業所等に対しましても、文書による協力依頼を行ったところでございます。  またエフエムもえるの留萌市情報プラザによる申請期日の周知を行うとともに、申請期間後半には戸別訪問による勧奨として61世帯に対し、夜間訪問・休日訪問を行い、申請率の向上に努めたところでございます。  最後にその他といたしまして、今後の事務的な流れになりますが、事業費につきましては今月中に国等に対する精算事務を行い、事務費については全ての経費の執行後、精算事務を行う運びとなってございます。  以上、情報提供事項1、特別定額給付金の支給結果についての御説明とさせていただきます。  続きまして、情報提供事項2、令和2年度留萌市功労等表彰式の実施につきまして、資料2により御説明申し上げます。  表彰事業につきましては、制度の見直し、再編の上、平成29年度から再開をしたものであり、今回の表彰対象者につきましても、留萌市功労表彰条例施行規則で定める表彰基準に基づき、個人及び団体の功績により、市各関係所管課を通じて推薦があった22名の表彰候補者について、留萌市表彰審議会において御審議をいただき、被表彰者として決定をしたところでございます。  功労等表彰式の日程ですが、条例の規定に基づく11月3日文化の日に留萌市中央公民館講堂で執り行い、令和元年度から留萌市優良青少年表彰と併せて実施することとなってございます。  なお、今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、消毒の徹底とマスクの着用、受賞者並びに参列者への検温の実施など、十分に感染防止対策に取り組んだ形で実施をさせていただきたいと考えてございます。  議会への御案内につきましては、例年のとおり正副議長議会運営委員会委員長、第1・第2常任委員会委員長議会広報聴常任委員会委員長への御案内とさせていただきたいと考えてございますので、あらかじめ御了承いただければと存じます。  次に表彰予定者表彰区分ごとの内訳でございますが、教育文化功労につきましては3名、社会福祉功労が6名、保健衛生功労が9名、防犯・防災功労が2名、その他の功労が2名となり、合計で22名が今年度の表彰対象者となったところでございます。  なお、次のページの4留萌市表彰審議会の開催結果につきましては、第1回、第2回の審議会の開催状況等を記載しておりますので、参考として御覧いただければと思います。  以上、情報提供事項2、令和2年度留萌市功労等表彰式の実施についての御説明とさせていただきます。 ○委員長村山ゆかり君) 情報提供事項1及び情報提供事項2につきまして、何か確認したいことはございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項1及び情報提供事項2を終了いたします。  以上で、総務部より提出のありました案件につきましては全て終了いたしました。  そのほか総務部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) なければ、総務部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時02分休憩 ───────────────────────────────────   午前10時03分再開 ○委員長村山ゆかり君) 再開いたします。  続きまして、地域振興部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  地域振興部長。 ◎地域振興部長向井智仁君) 本日の地域振興部所管事務は、情報提供事項8件でございます。それぞれ担当課長等より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長村山ゆかり君) 初めに情報提供事項1から情報提供事項4の説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) 情報提供事項1、留萌市公共施設整備検討会議の設置について、資料1により御説明いたします。  設置目的につきましては、新たな公共施設の整備に関し、駅前周辺地区での立地誘導を前提に、道の駅るもい周辺地区とも一体となったにぎわいや交流拠点として必要な機能や役割、行政機能の集約化、民間誘導の可能性なども含めて、官民より検討協議を行う場として設置するものでございます。  検討を進める事項につきましては、新たな公共施設として具体的には社会教育施設の機能を有する公共施設が中心となりますが、こちらの整備に係る基本構想に反映させるための事項として、(1)から(5)の内容によって検討を進めていこうというものでございます。  また構成につきましては、20名以内の委員をもって構成しようと考えておりまして、任期につきましては令和4年3月31日までの2年間としたいと考えてございます。構成メンバーの内容につきましては資料のとおりでございますが、本常任委員会終了後に市民公募も含めて、各組織からの推薦等をいただき、メンバーを選定したいと考えてございます。  今後のスケジュールにつきましては、今日程を調整してございますが、10月の中旬から下旬にかけて第1回目の検討会議ということで開催を考えてございます。本年度につきましては、視察も含めて3回程度を実施したいと考えてございまして、次年度も3回程度同様に協議を行った上で、秋頃までに検討会議としての報告と基本構想の策定、また令和4年度以降で基本計画基本設計等に進めていきたいと考えているところでございます。  情報提供事項1につきましては以上でございます。  続きまして、情報提供事項2、令和2年度町内会長会議の開催につきまして、資料2により御説明いたします。  例年実施しております町内会長会議でございますが、本年につきましては10月3日土曜日午前10時から12時までということで予定してございます。  例年、市からは情報提供のみという構成でございますが、今年度につきましては開催内容のとおりでございます。地域町内会の高齢化や昨今における世帯数の減などの状況も踏まえまして、他市の事例なども紹介いただきながら、町内会課題解決の一助となるよう、北海道町内会連合会から講師をお招きし、講演や質疑応答のほか、市からの情報提供意見交換としてこちらに記載されているテーマを予定しているものでございます。  また例年、消費者センターで実施してございますが、密対策等も兼ねて各町内会1名の参加と、また場所も中央公民館講堂で実施したいと考えているところでございます。  情報提供事項2につきましては、以上でございます。  続きまして、情報提供事項3、令和2年度「ふるさと会」の開催中止につきまして、資料3により御説明いたします。  ふるさと会につきましては、例年10月に東京都と札幌市で開催しているところでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響から、なかなか同一会場で十分な距離や感染症対策を講じながら事業を開催するというのが難しいという状況の中で、本年度においては開催を見送ったというところでございます。  なお、これに代わるふるさと応援事業といたしまして、地方創生臨時交付金の1次申請で提案して御審議いただきましたプレミアム付カタログを作成、送付してふるさとの情報や特産品の消費拡大ふるさと留萌の応援団との関係継続を図る事業について、別途検討していきたいと考えているところでございます。
     情報提供事項3につきましては以上でございます。  最後に情報提供事項4、留萌PUSHプロジェクトの実施結果(第6弾)について、資料4により御説明いたします。  本事業のうち(1)ふるさと小包送付事業につきましては、さきの第1常任委員会でも結果について御説明させていただいておりますが、もう1つの事業でございます(2)ひとり親家庭支援事業につきまして、先月末で事業期間を終了したため、結果について御説明させていただきます。  本事業につきましては、留萌市に住む児童扶養手当等を受給するひとり親家庭の子で、奨学金等を受給しながら市外の高等教育機関に通学する学生を支援しようというものでございまして、1人当たり5万円を学生の口座に直接交付するという事業でございます。  事業結果につきましては、当初50件250万円の予算を見込んでございましたところ、当初の見込みと同額の50件の申請がございました。地域別、年齢別については資料のとおりでございます。  以上、情報提供事項1から情報提供事項4までの御説明といたします。 ○委員長村山ゆかり君) 情報提供事項1から情報提供事項4までで何か確認事項ございますか。  笠原委員。 ◆委員(笠原昌史君) 資料1の留萌市公共施設整備検討会議の設置についてなんですけれども、4番の今後のスケジュールについての中に、他市における整備事例視察ということで室蘭市の生涯学習センター「きらん」を予定とございます。こちらの視察について、どのような理由でここが選定されたのかお伺いしたいと思います。 ○委員長村山ゆかり君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  こちらの施設につきましては、割と近年におきまして、生涯学習機能を持った施設ということで建設された経緯があったということと、生涯学習センターというか従来の公民館的な施設のみではなくて、複合的な、また民間の活力なども誘導しているという、割と先導的な事例を持っているというところでございますので、室蘭市を対象としたところでございます。  以上でございます。 ○委員長村山ゆかり君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 計画総体のことでお伺いをしたいんですが、この計画を進めるに当たって重要なことは、JR留萌本線の問題との絡みがあります。JR留萌本線の最終的な結論が出ない中で、どの程度までこの計画を進めることが可能なのか。結論が出ない中で深入りすることがいかがなものかという心配がありますので、伺っておきます。 ○委員長村山ゆかり君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  この公共施設整備検討会議につきましては、昨年度の立ち上げを考えていたところでございますが、今委員おっしゃるとおり、JRの議論というのが優先的な協議事項ということで、この協議が進まない中において、先行してこの会議で枠組みを決めるというのはなかなか難しいと判断し、昨年の立ち上げは見送って、今年度立ち上げようと思っているところでございます。  留萌市としてはなかなか存続するのは難しいということで考えてございまして、その市長の考えを基に検討会議立ち上げて、こちらの駅周辺地区を前提とした協議を進めたいと考えてございますが、おっしゃるとおり、JR留萌本線の廃線がない限り、我々が想定している用地の活用というのは難しいという状況もございますので、こちらの協議の進め方につきましては、JR留萌本線の廃線の協議と並行しながら、深入りということがどうなのかということもございますが、やはり並行しながら進めたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長村山ゆかり君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 非常に微妙な問題等もございますので、先行的に前倒しをしないように慎重な進め方をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長村山ゆかり君) 要望でよろしいですか。 ◆委員(野崎良夫君) はい。 ○委員長村山ゆかり君) そのほか確認しておきたい点、何かありますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 他にないようですので、情報提供事項1から情報提供事項4までを終了します。  次に、情報提供事項5及び情報提供事項6の説明を求めます。  農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 情報提供事項5、留萌地区4JAの合併について、資料5により御説明いたします。  組合員の高齢化や担い手不足など、JAの組織基盤の脆弱化が懸念されている中、今後の機能強化を図っていくため留萌地区の4JAが合併することとなりました。  合併に至るこれまでの経緯ですが、平成30年10月に留萌地区JA合併検討会を設立し、合併に向けた検討を重ねてきた後、令和2年6月4日に留萌地区JA合併推進委員会へ移行、合併に係る具体的な内容について協議を行い、去る9月16日に留萌市長等も立会いの下、留萌地区4JAの合併契約調印式が執り行われたところでございます。  今後の新たなJAでございますが、実行日につきましては令和3年2月1日でございまして、新たな名称につきましては平仮名でるもい農業協同組合となります。  本所機能につきましては、羽幌町の現オロロン農業協同組合施設となりまして、現各農業協同組合施設につきましては支所扱いということになります。なお、当市の幌糠支所につきましては、留萌支所幌糠事業所扱いとなる予定でございます。  今後のスケジュールでございますが、令和2年10月8日に各JAにおきまして臨時総会を開催し、合併の承認を得た後、設立委員会等を開催し代表者や各委員を選出し、令和3年2月1日に新JAがスタートすることとなってございます。  以上、情報提供事項5の説明といたします。  続きまして情報提供事項6、令和元年版「留萌市の水産業」につきまして、資料6により御説明いたします。  この「留萌市の水産業」でございますが、市内の漁獲高の変動や漁業の現況、水産業振興に関する各種事業などを取りまとめた統計書でございまして、毎年作成しているものでございます。  活用につきましては、市のホームページに掲載し広く周知するとともに、所管業務における現状把握資料としているところでございます。また行政視察施設見学、市内の小中学校等水産学習においても活用しているところでございます。  構成及び内容でございますが、漁業生産高漁業者数の推移、漁業種類行使状況操業期間行使海域などの主要漁業の概況、漁船数の推移や港の概況、漁業振興事業の実施結果や沿革など計10項目で構成しております。  以上、情報提供事項6の説明といたします。説明は以上でございます。 ○委員長村山ゆかり君) 情報提供事項5及び情報提供事項6につきまして、何か確認事項ございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項5及び情報提供事項6を終了します。  次に、情報提供事項7及び情報提供事項8の説明を求めます。  経済港湾課主幹。 ◎経済港湾課主幹湯浅俊之君) 情報提供事項7、政府輸入米による留萌港の活用について、資料7により御説明いたします。  政府輸入米、いわゆるミニマムアクセス米荷揚げ状況についてですが、9月8日から11日までの4日間、留萌港古丹浜地区のマイナス10メートル岸壁で行われました。荷揚げされた米はタイ産のうるち米、留萌港で3,500トンが陸揚げされ、留萌港南岸地区にあります民間2社の倉庫へ保管されております。  政府輸入米の動向についてですが、平成12年度以降、国内消費量の7.2%、約77万トンで固定されており、しばらくはこの水準を維持することとされております。  続きまして、裏ページ、留萌港におけるこれまでの政府輸入米受入状況についてですが、近年では平成26年、平成27年と平成29年にタイから各2,000トンが輸入されております。また、平成27年と平成28年には海外への食糧援助、いわゆるケネディラウンド米として西アフリカベナン共和国に各2,000トン輸出されております。  今後も農林水産省での入札状況によっては、留萌港におけるミニマムアクセス米輸入からケネディラウンド米輸出のサイクルが期待できると考えているところでございます。  以上、政府輸入米による留萌港の活用の説明といたします。  続きまして、情報提供事項8、三泊地区における風力発電事業計画について、資料8により御説明いたします。  これまでの経過についてですが、平成29年6月に民間事業者日立グループ2社より、北海道電力が計画している系統側蓄電池活用方式による風力発電事業に参入したいが、留萌港三泊地区の未利用地を借地することはできないかとの照会があり、留萌市といたしましては、地域への説明や周辺環境への影響を検討、既設構造物安全確保などを条件として提示し、条件を満たした上で認めるということで事業者と協議をしてきたところでございます。  事業者側では、自主的環境アセスメントとして、令和元年度1年間をかけて環境調査及び影響評価を取りまとめ、その結果をもって、このたび令和2年8月2日に留萌市も同席して住民説明会を実施したところでございます。  環境影響評価結果概要についてですが、騒音をはじめ6項目について調査し、5項目については影響なし、1項目電波障害については影響の可能性があるとの結果になっております。また、地域特性であります石炭粉じんを含む降下ばいじん調査につきましては8か所で実施し、風車建設後、再度同じ箇所で調査を行い評価する予定でございます。  主な質疑応答につきまして、「現在でもテレビ受信状況が悪いので障害が心配」との問いに対しましては、「障害が発生した場合には、高性能アンテナや共聴アンテナによる対応も行う」と事業者として回答をしております。  留萌市といたしましては、今後も住民の相談窓口は市役所が行い、石炭粉じんテレビ受信の影響が出た場合はもちろんのこと、その他何らかの影響が出た場合には事業者と連携し速やかに対応すること、今後も必要に応じて説明会を開催することを約束し、土地の使用を認める方向で進めたいという意向には、地域住民の御理解を得られたと考えているところでございます。  風力発電事業の概要につきましては、次のページに記載のとおりでございます。  今後につきましては、事業者において各種必要な手続を行い、三泊地区の海側の新たに生じた土地の南北両端大型風車2基を令和3年秋から建設着手し、運転開始を令和4年度、事業期間を20年間見込んでいるものでございます。  以上、三泊地区における風力発電事業計画の説明といたします。 ○委員長村山ゆかり君) 情報提供事項7及び情報提供事項8につきまして、確認事項は何かございますか。  笠原委員。 ◆委員(笠原昌史君) 資料8の風力発電事業計画についてなんですけれども、事業期間として20年間見込まれております。この20年間、年ごとでも結構なんですけれども、例えば固定資産ですとか、市にどれぐらいの利益があるという試算は出ているものなんでしょうか。 ○委員長村山ゆかり君) 経済港湾課主幹。 ◎経済港湾課主幹湯浅俊之君) お答えいたします。  まず土地の使用料につきましては、現時点で試算しますと年間で約160万円程度、20年間で3,200万円程度というような試算をしているところでございます。  固定資産税につきましては、全体事業費は決まっているんですが、その建設に係る事業が幾らかまだはっきりしておりませんで、この部分についても相当額のものが入ってくるのではないかと考えておりましたが、具体的な金額についてはまだ出ておりません。  以上でございます。 ○委員長村山ゆかり君) 笠原委員。 ◆委員(笠原昌史君) この風車、かなり大型の風車になります。この道北エリアでも最大級の風車になると見込まれますけれども、例えば留萌市としてはシンボリックな使い方といいますか観光の資源にするですとか、そういうことは考えているのかどうか確認させていただきます。 ○委員長村山ゆかり君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長吉田博幸君) お答えいたします。  今回建設申請をいただいております風車につきましては、たしか近年では大きな規模のものとお聞きしているところでございます。遠くから見たら当然景観的に珍しいという部分はございますが、あくまでも建設場所につきましては港湾区域になってございますので、可能な範囲で近くに来られる部分はあるかと思いますが、そこを積極的に観光でPRという形は今のところ考えていないところでございます。  以上でございます。 ○委員長村山ゆかり君) そのほか確認したい点ございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 他になければ、情報提供事項7及び情報提供事項8を終了します。  以上で地域振興部より提出のありました案件につきましては全て終了しました。  そのほか地域振興部所管事務につきまして確認しておきたい点、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) なければ、地域振興部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時26分休憩 ───────────────────────────────────   午前10時27分再開 ○委員長村山ゆかり君) 再開いたします。  続いて、都市環境部所管事務の項目につきまして概要説明を求めます。  都市環境部長。 ◎都市環境部長大和俊賢君) 本日の都市環境部所管事務は、情報提供事項2件でございます。担当課長より御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長村山ゆかり君) それでは、情報提供事項1及び情報提供事項2の説明を求めます。  環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) それでは情報提供事項1、秋の「留萌の街をきれいにする週間」について、資料1により御説明をいたします。  本事業につきましては、市民や事業者が一体となって、清潔で住みよい生活環境づくりを目指すため実施するもので、期間は9月24日から10月1日までの1週間としております。  この週間につきましては留萌市環境基本条例第10条において規定しておりまして、期間につきましても、春と秋それぞれに設定をしております。  事業の実施内容といたしましては、各町内会や事業所などに対して、本期間中における地域内のごみ拾い、クリーンステーションの塗装や固定している杭などの点検、各種事業所敷地周辺の清掃活動の実施について協力を要請しております。  各町内会における清掃活動につきましては、毎年多くの町内会が実施している状況にあり、本取組につきましても十分定着しておりますけれども、今年度につきましては新型コロナウイルス感染症の関係で、例年に比べると少し実施する町内会は少ない状況となっております。  以上、情報提供事項1の説明といたします。  続きまして、情報提供事項2、クールチョイス関連事業の開催結果について、資料2により御説明いたします。
     今年度において、実施予定の地球温暖化対策に関する各種啓発事業のうち、先般開催いたしました留萌市クールチョイスエコツアーについて御報告いたします。  本事業は、地球温暖化の影響からか世界各地また日本でも異常気象による自然災害が年々発生し、温暖化がとても身近な問題となっていることから、様々なエコに関することを学び体験してもらうことで温暖化対策の必要性を認識してもらい、日常生活におけるクールチョイスの取組につなげていくことを目的に本年8月11日に実施し、小学生とその保護者6組17人が参加いたしました。  内容といたしましては、留萌ダムでの巡視ボート乗船体験、市内在住で素材あそびアドバイザーである道場祥子氏を講師とした葉や野菜の切れ端などを利用した絵はがきの作成、夏野菜の収穫となっております。  なお、今回の参加者の地球温暖化に関する感想といたしましては、「温暖化は人ごとではない」、「今から取り組まなければ将来の世代に影響が出てしまう」、「少しでも改善できる問題だと思う」、「温暖化については小さな関心から大きな関心に変わった」などとなっております。  以上、情報提供事項2の説明とさせていただきます。 ○委員長村山ゆかり君) 情報提供事項1及び情報提供事項2につきまして、何か確認したい点ございますか。  珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) まず情報提供事項1なんですけれども、不法投棄の防止パトロールについて、具体的に市はどのように行ったか教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  大体不法投棄がよくされる場所というのがございまして、その場所を回ったりだとか、あと看板を立てているところで看板が見づらくなっている部分を付け替えたりとかそういうようなことを実施しております。  以上です。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) この不法投棄パトロールをした結果、例えば不法投棄されている物の収集というのはどのようにしましたか。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  例えば道路上でありましたら道路管理者が収集することになりますので、一概に市の環境保全課で全て収集しているという状況ではございません。ただ市では収集した部分につきましては、毎回記録を取っている状況です。  以上です。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 以前、この不法投棄の件に関しては、かなり大変な状況になっているということで、留萌市と開発局とか土木現業所が一緒に会議したりする合同の会議体があったんですけれども、最近はどのような状況になっているか教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) 今は振興局が中心となって開発建設部ですとか、留萌市、小平町、増毛町といった自治体だとか同じようなメンバーと不法投棄の連絡協議会的なものがありまして、そちらのほうで例えば活動報告ですとか様々取組だとか、そういうような会議は実施している状況です。  以上です。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) その会議なんですけれども、一般の市民団体というか環境団体が入って不法投棄の協議をしていたんです、以前は。最近そういう関係団体がこの問題について発言する機会がなくなっているものですから、その辺どういうふうにこれから留萌市はしていこうとしているのか教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  この会議につきましては、以前留萌市でもやっていたんですけれども、内容的なものが振興局で実施しているものと同じようなもので、賛同しているメンバーも同じような構成機関ということで、まずそちらのほうで一本化しようと思っております。  また例えば不法投棄だとかがありましたら、例えば都度各町内会とかとお話ししたり、そういうことで考えていきたいと考えています。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 今後不法投棄についても市民力というか、そういうのがどんどん必要になってきていると思っています。最近そういう会議がないから、私ども民間のリサイクル団体とかそういうのも声が入ってきていないんですね。それと新聞紙上でもあまりこの不法投棄については情報が出てこないもんですから、その点やっぱり市民としても関心の深い問題ですので、行政のほうでもしっかりこの辺情報を提供していただきたいと思うんですけれども、今後の課題を教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  不法投棄につきましては、先ほど言ったように道路であれば道路管理者ですとか、河川等であれば河川管理者等がそれぞれ対策を講じておりますし、私どもでいきますと、よくされる可能性が高いというのは、例えば空き地とかというのは、草が繁茂しているとそこに物が投げられやすいとかということがありますので、そういうようなところを、空き地の所有者に対しては年何回か草刈りとかしないと不法投棄される可能性も高くなってしまうので、仮にされたときにはその所有者の責任において片づけなくてはなりませんよということまで伝えて、定期的に啓発をしておりますので、今後におきまして、そういうような形で行動はしていきたいと思っております。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) クールチョイスの問題について、6組17名、国の補助金が使われたと思うんですけれども、どの程度の支出があって、先ほど効果は聞きましたけれども、どんなふうになったか、数字的なものを教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  数字的なものといいましても、こちらに関しては当市で計画している何個か事業をまとめて委託しているという形ですので、その委託の中の1つの業務ということです。これに関しての細かい予算とかというのは出せない状況です。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 当初クールチョイス事業をやるに当たって、ある程度予算額は決められていたんですよね、四百何十万円か。そのぐらい決められていたもんですから、それにどのような該当の仕方をしたか、今聞いてみたんです。委託先というのはどこを委託先にしたんでしょうか。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) この事業を含めたものに関しての委託先というのは市内の観光事業をやっているところになります。 ○委員長村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 環境事業か観光事業か、その辺教えてください。 ○委員長村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) 委託先につきましては、市内の株式会社コササルにお願いしているところです。 ○委員長村山ゆかり君) そのほか確認しておきたい点ございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 他になければ、情報提供事項1及び情報提供事項2を終了いたします。  以上で都市環境部より提出のありました案件につきましては終了いたします。  そのほか都市環境部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長村山ゆかり君) 特になければ、都市環境部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。           午前10時38分休憩 ───────────────────────────────────   午前10時38分再開 ○委員長村山ゆかり君) 再開いたします。  次回の開催日程について確認したいと思います。  第15回の第1常任委員会は所管部長の日程を確認しましたところ、10月28日水曜日午前10時に開催したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長村山ゆかり君) では、そのように決定いたしました。  そして先ほど事務局長から情報いただいたのですが、次回の第2常任委員会で学校施設の新型コロナウイルス感染症対策等を視察する予定になっているようです。第1常任委員会として、所管施設ということになりますが、何か見ておきたい施設などございましたら、もし今ありましたらお聞きしますが、この後何かお気づきの点がございましたら、1週間以内に御提案いただければと思いますが、今何か気になっている点ございますか。  暫時休憩いたします。           午前10時39分休憩 ───────────────────────────────────   午前10時40分再開 ○委員長村山ゆかり君) 再開いたします。  それでは皆さんから特に御提案がないようですので、視察はしないということで決定したいと思います。  それでは、そのほか何か皆さんからの御意見ございますか。   〔発言する者なし〕 ─────────────────────────────────── △閉会宣告 ○委員長村山ゆかり君) ないようですので、以上をもちまして、令和2年第14回第1常任委員会を閉会いたします。           午前10時40分閉会 ─────────────────────────────────── 留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。   令和  年  月  日    第1常任委員長    村山ゆかり...